成都市地下鉄1号線試開業―成都雑感〔101〕―

2010年9月27日(月)15時(実際には14時40分)、市内を南北に縦貫する成都市地下鉄1号線が試開業運行を始めました。1期工程で、升仙湖・世紀城間の18.5kmに、17の 駅(升仙湖・火車北站・人民北路・文殊院・騾馬市・天府広場・錦江賓館・華西壩・省体育館・倪家橋・桐梓林・火車南站・高新・金融城・孵化園・海洋公園・ 世紀城 なお、海洋公園は未開業)が設置されています。なお、全工程が完成すると、1号線は全長32kmとなります。

運行時間は7時~21時で、4扉6輛編成のを、1日約200本弱を運行し、升仙湖・世紀城間を約36分で結びます。運賃は距離により、2~4元です。火車北站を起点とすると、華西壩までが2元、火車南站までが3元、高新からが4元です。切符は有人窓口とタッチパネル式の自動券売機とで求められます。 成都市民にとって初めての地下鉄運行とあって、初乗り乗客が押し寄せました。折から国慶節のゴールデンウィークと重なり、地下鉄はすし詰め状態となり、主要駅では入場制限も行われ、整理のため武装警察や学生ボランティアなどが動員されました。結局、10月1日(国慶節)から7日までの休暇期間で、延べ150万3273人の乗客を数えました。もっとも混んだのが2日で、延べ26万9001人で、最低の7日でも、延べ15万512人でした。なお、乗客上位駅は、天府広場40万5122人・火車北站29万1385人・世紀城22万3083人でした。

こうしたこともあり、私は乗車を控えていましたが、10月13日(水)、講義のない平日の午後、火車北站から天府広場まで、乗車してきました。

写真1は、火車北站駅D口です。ご覧のように、駅舎右側(東)に位置し、入口右が切符売り場です。ここのエスカレーターは上りですが、他の入口には下りもあります。

階段を下りると、駅構内となり、上述のように、切符売り場は有人窓口と自動券売機とがあります。写真2は、このタッチパネル式の自動券売機です。切符購入手順は券売機上部に中国語で記してあります。1.降車駅選択、2.購入枚数選択、3.貨幣投入、4.切符釣銭受取の順となります。購入は現金(10・5元札と1元硬貨のみ)と天府通(交通ICカード)となっています。ICカード式の切符です。お釣りは硬貨です。なお、交通カードのチャージ(充値)も可能です。

改札は自動改札で、カード式切符をタッチすると中央が開き入れるようになっています。この自動改札は、天府広場駅のそれ(出口)、写真6をご覧下さい。そして、ホームに下ります。

写真3は、升仙湖駅から入線してきた地下鉄電車です。ご覧のように、安全柵が完備していますから、その反射のため、ご覧になりにくいでしょうが、左の光っているところが電車先頭で、少し丸みを帯びたデザインです。電車が停車して、数秒後に安全柵ドアーが開き乗降車が出来ます。乗り口には、左右に乗車客用の列並び表示がなされ、おおむね乗客はそれに従って、列を作っていました。なお、右側上部に見えるモニターは、電車運行情報を伝えるもので、何分後に電車が来るか表示されます(但し、2分後となっていたのが、突如5分後となるなど、まだ運用が正確ではないようです)。

写真4は、乗車し座ったところで撮ったものです。始発の升仙湖駅での乗客はほとんどいなかったので、先頭車両の前に並んでいた私は楽に座れましたが、ご覧のように、後の車輌から座れなかった乗客が移動しています。座席は金属製で座席区分表示はありません。

写真5は、たまたま見かけた車椅子の高齢者です。このように、各駅はバリアフリー化(エレベーター設置など)されており、付き添いの人がいれば車椅子乗車も出来ます。なお、私の座っていたところは優先席(高齢者など)で、その旨、上部モニター横に表示がありましたが、バスが座席の色を黄色にして明確に区別しているのと比較すると、表示も黒字で目立たず、まだ初めての乗客には気づかないかとも思います。

写真6は、天府広場駅の自動改札で、下の黄色のところにカード式切符を挿入すると扉が開き出られます。なお、その上がタッチパネルです。右側後方に見えるのは、乗車客の安全検査装置(X線)です。北京や上海と同様に、乗車に際しては、手荷物の安全検査が行われますが、見たところ、ハンドバックなどの小物は検査されていませんでした。なお、天府広場駅は乗車ホームと降車ホームが分離しており、現時点では両者の動線は完全に仕切られており、同駅ホーム内での降車・乗車の乗り継ぎは出来ません。

最後の写真7は、地下鉄駅から出て、広場地下1階から、駅B口方向(北)を撮ったものです。左側上部に白い像が見えますが、これが毛沢東立像です。なお、本駅は市内中心に位置し、2012年に部分開業予定(茶店子・成都行政学院間)の、市内を東西に貫く2号線との乗換駅になります。

成都地鉄』(成都地下鉄)の公式サイトのURLは、http://www.cdmetro.cn/です。運賃検索や運行路線図・駅周辺情報(出入り口など)が見られます。

(2010.10.14)

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大連市旅順口区観光―中国雑感〔8〕―

昨年春に外国人に開放された、遼寧省大連市旅順口区を、2010年9月30日(木)に訪れました。卒業生のマイカーを利用して、9時半に出発して、午前・昼と東鶏冠山と203高地を、午後に白玉山と旅順博物館を巡り、17時過ぎに市内に戻りました。

最初に、訪れたのは、日露戦争の旅順要塞攻防戦で、ロシア軍正面要塞の一つとしてもっとも苦戦を強いられた東鶏冠山北堡塁です。ここはその北にある望台砲台を含み、東鶏冠山景区として入場料20元です。写真1は、203高地攻略後の最後の総攻撃で、第1次総攻撃開始(8月19日)以来122日目の1904(明治37)年12月18日、工兵による坑道掘削前進により堡塁遮蔽壕を爆破した、その爆破口跡です。これにより、同夜に北堡塁は陥落します。写真の奥に右に延びるのが遮蔽壕で、ここ攻める日本兵は銃眼からの機関銃掃射を浴びることになります。

写真2は、北堡塁の中核部の兵士宿舎内で、ここは厚いとコンクリトート・岩で防御されており、指揮部・電話室や台所なども完備されています。

写真3は、兵士に慕われていた東シベリア狙撃第7師団師団長コントラチェンコ少将が28cm榴弾砲の直撃により戦死した地点で、堡塁指揮部に当たります。日露戦後、日本軍により「露国コントラチェンコ少将戦死之所」碑が建てられました。写真がそれです。

駐車場から階段を170段ほど上ると、写真4の、北堡塁の北高地の望台砲台です。ここに写真にあるように、加濃砲(1899年製20cm砲)を設置し、眼下の日本軍を砲撃しました。写真でお分かりのように、日本軍は砲から一望の下でした。また、ここには陸軍大将一戸兵衛(旅順攻撃時、第9師団歩兵第6旅団旅団長・少将)書の「望台砲台」碑が建てられております。なお、18日の北堡塁陥落後、これに連接する要塞群(二竜山保塁・松樹山保塁)を次々と陥落させ、翌1905(明治28)年正月1日に虎頭山・望台砲台攻撃を開始し、ロシア軍に降伏を決意させ、5日の第3軍司令官乃木希典大将とロシア関東軍司令官ステッセル中将の水師営での降伏会見となるのです。

以上で、東鶏冠山景区を終わり、西へと二〇三景区(二〇三高地)に向かいます。本景区の山麓下には桜花園があり季節には桜祭りが行われます。本景区の入場料は30元です。山腹の駐車場で降り、登って行って、鞍部から右手に道を取ると、写真5の、第3軍司令官乃木希典大将書による高10.3mの「爾霊山」碑がそびえています。

そして、この日は晴天なので、この碑の建っているところから、写真6のように、旅順港は湾内から湾出口までと、湾内の軍艦は一望できるわけです。この高地を11月26日に開始された第3次攻撃で、12月4日、激闘の上で占領した日本軍は、さっそく砲兵観測隊を上げ、28cm榴弾砲で湾内のロシア軍艦を砲撃し、完全に息の根を止めます。これで、旅順攻略の第1目的のロシア海軍制圧を果たします。その重砲兵観測所は、碑から西に上った高地にあります。また、そこには28cm砲(レプリカ)が据えられています。

碑と観測所との中間点(鞍部)から南に下ると、ロシア軍の陣地跡が残っています。写真7がそれで、隔壁帯です。塹壕に補強工事を行い、コンクリート・岩で補強された胸壁を設けています。今回は行きませんでしたが、ここより下がり、さらに下の道に出たら、右へと歩くと、乃木希典次男の陸軍少尉安典戦死の地があります。以上で、旅順攻囲戦故地の観光は終わりです。現在では、この旅順市街を囲む山々は緑の木々で覆われていますが、当時は防備の為もあり、完全なはげ山で、急峻な斜面を登り、攻撃した日本軍の厳しき様が理解しえます。

市街で昼食後、前回(1998年8月)は外国人に非開放のため、行けなかった白玉山と旅順博物館を午後に訪れました。まずは白玉山景区です。入場料は38元です。駐車場で降りると前方に巨大な白玉山塔が建っており、入場料は10元ですが、上っても窓が小さいため視界は望めません。その先に行くと、景観台です。ここでは旅順港全景が俯瞰できます。この右手には山下からのリフト乗り場があります。写真8は、湾出口を中心に港を撮ったものです。手前の海岸線に沿って人民解放軍海軍基地があり、軍艦などが繋留されていますが、現在は旧型の小型艦しか見ませんでしたし、一部は公園化して市民に開放されています。本山は港と市街を一望でき、まさしくへそ的位置にあります。

最後の見学地が旅順博物館(入場料20元)で、本館と分館に分かれ、建物は旧日本時代のもので、本館は関東庁博物館で、現在、中国重点文物保護単位に指定されています。写真9が、その建物です。ここには見るべき展示物(青銅器・漆器・琺瑯・仏像など 別館は大連市歴史展示など)が収集されていますが、残念なことに閉館時間が16時(開館は8時)と早く、遅く着いたため、閉館時間が迫り、駆け足でざっと見るだけでした、

以上で、旅順観光を終え、大連市内へと、海岸沿いの南道を経由して帰りました。なお、フォトアルバム「大連市旅順口区」はhttps://1drv.ms/f/s!AruGzfkJTqxngpkcGXisqtvzr4uWowです。

(2010.10.04)

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ブログ移管での「フォトアルバム」に関して

今回、マイクロソフトのlive.spacesブログが、WordPressブログに移管されました。そのため、ブログ本文は新ブログに、「フォトアルバム」は、従前のWindows Liveの「フォト」http://cid-67ac4e09f9cd86bb.photos.live.com/albums.aspx上にアップしてあります。これからの新規のフォトも同上にアップしますから、ブログ本文の関連フォトはこちらをご覧下さい。

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大連行

明日29日(火)から10月2日(土)まで、大連に行ってきます。
2004年国慶節以来で、今回で4回目の訪問です。

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西南交通大学での国慶節休暇―成都雑感〔100〕―

2010年の国慶節休暇(1週間)は、昨年12月に、次のように国務院から通知されています。なお、年間の祝日休暇に関しては、「2010年の中国の祝日―中国雑感〔5〕―」(20091210日付)をご覧下さい。

10月1日(金)~7日(木)の7日間休日。

9月26日(日)〔6日・水〕、10月9日(土)〔7日・木〕振替出勤日。

本来なら、公的機関や学校などはそれに従って、休暇を定めます。

ところが、本大学では、21日付で、休暇期間を変更しました。すなわち、次の通りです。

10月1日(金)~10日(日)の10日間休日。

9月26日(日)〔4日・月〕振替講義日。

独自の休日を増加させ、振替講義日を減らすことで、10日連続の休暇期間としたのです。このことは、国慶節休暇が連続7日間になって、初めての経験です。

従って、本日・明日は連続月曜日の講義となり、もっとも忙しい日となります。しかし、火曜日の講義を終えると、水・木曜日が休講日ですから、本年は連続12日間の休暇となります。前半には旅行を予定しており、後半は休息です。

(2010.09.25)

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2010年成都での九一八―成都雑感〔99〕―

“九一八”―成雑感〔8〕―」(2005年9月18日付)で、述べてある通り、本日は、満州事変のきっかけとなった、関東軍による謀略の柳条胡事件発生の日(1931年)です。中国では大日本帝国侵略の日として、忘れることの出来ない日です。そのため、この国辱の日を忘れないため、各種の行事を行います。成都市もそうですが、例年なら、午後に数分間にわたって、サイレンが鳴らされます。しかし、本年はこれがなく、いたって静かでした。

(2010.09.18)

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タクシー料金値上げ―成都雑感〔98〕―

2010年9月10日(金)、成都市のタクシー料金改定(値上げ)が実施されました。新料金は以下の通りです。

新型タクシー(車種速騰 エメラルドグリン塗装)  初乗り2km9元

旧型タクシー(車種捷達 グリンイエロー2色塗装) 初乗り2km8元

追加料金共通1km毎1.9元

夜間料金共通(23時~6時)初乗り+1元 追加+0.3元

但し、燃費付加費1元は廃止

以上です。

比較に、旧料金も示しておきます。

新型タクシー 初乗り1km7元

旧型タクシー 初乗り1km5元

追加料金共通1km毎1.4元

夜間料金共通(22時~6時)初乗り+1元 追加+0.3元

比較すると、初乗り料金距離が延長され、追加料金と共に値上げされましたが、燃費付加費の廃止により、近距離では値上げは実質的に影響少ないことになります。また、夜間料金時間帯が1時間縮小されました。これで成都双流空港と市中心間のタクシー料金(昼間)50元弱が60元弱になります。

なお、写真は新型タクシーで、後方にボンネット部が見えるのが旧型タクシーです。

Unicode

(2010.09.14)

 

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成都帰着

昨日(3日)、予定通り、成都に戻りました。
成都は30度以下で、日中でもエアコンいらずで、
日本の猛暑とは大違いです。
本日朝は追試を一つ行い、早くも新学期の仕事です。
6日から新年度の講義開始で、
今学期は、新聞雑誌購読・文学概論(4年)、日本概論(3年)、
と日本語概論・日本文学概論(大学院)の5講義・8コマです。
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日本帰着

本日(11日)、0時過ぎくに自宅に戻りました。
羽田便が約1時間の遅れのためです。
なお、成都空港では、北京国際線乗り継ぎ用専用チェックインカウンター
(中国国際航空)が設置されていました。
No.6です。
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夏休み帰国

夏休みで、今日、日本に帰ります。
羽田便が便利なので、今回も北京乗り継ぎ羽田便です。
9月3日に成都に戻る予定です。
6日から新学年度開始です。
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再訪海螺溝―四川雑感〔13〕―

2005年7月初頭に海螺溝に訪れたときはあいにく停電に遭い、ロープウェーで4号営地に行けませんでした。そこで、この2010年7月1日(金)~3日(土)にかけて、前回と同じく四川省中国青年旅行社のツァーを利用して海螺溝を再び訪れました。料金は280元(+保険料20元)です。これは標準料金なので、宿泊は2星級となります。また、海螺溝溝内専用観光バス料金(80元)は自費なので、実質は360元ということになります。1日目は、6時半過ぎに西門前に迎えの車が来、永豊立交橋近くで、バスに乗り込み、7時半過ぎに出発しました。

雅安市天全県で昼食後、二郎山トンネル(全長4176m 国道318号)を通り、甘孜藏族自治州瀘定県へと入り、16時前、県城にある大渡河に架かる瀘定橋を観光しました。ここは中国共産党の長征における軍事上の記念碑的存在です。大渡河(長江の主要支流で四川盆地を流れる岷江に楽山市で合流)にかかる瀘定橋は清代の1705年に竣工し翌年に完成し、四川とチベットを結ぶ要点となりました。1935年5月29日、林彪指揮下の先鋒隊は橋桁がはずされ鉄鎖のみとなった瀘定橋を匍匐前進して、右岸(県城)に陣取る国民党軍を攻撃し、橋の奪取に成功します。瀘定橋だけがこの地域での渡河可能地点だったのです。これにより、毛沢東以下の中共中央の率いる長征中の紅軍第1方面軍主力は北への道を切り開くことに成功します。もしこの橋の奪取に時間を費やしていたら、紅軍主力は後ろ(南)から迫っていた国民党軍により大渡河に追い落とされて壊滅の憂き目を見たことでしょう。この意味で、橋の奪取は紅軍の生死をかけたものであり、長征中の英雄物語として語り継がれているものです。

写真1は、左岸側から撮った瀘定橋です。正面に見える橋の入口に国民党軍は機関銃座を構えて防備しました。なお、瀘定橋の入場料は10元で自費です。

瀘定橋観光後、大渡河に沿って南に下り、西へと磨西河の谷を走り18時前に磨西鎮(成都から高速経由328km・海抜約1600m)に到着しました。

2日目は海螺溝観光です。貢嘎山海螺溝国家重点風景景区は、貢嘎(ミニヤコンガ)山主峰(7556m)の東に流れる一号氷河(海螺溝)のところです。一号氷河は全長14.4km・面積23.2㎢・最高海抜6750m・最低海抜2940mと、中緯度地区で最も海抜が低い氷河です。上流から、粉雪盆(厚120m)、大氷瀑布(厚170~30m・幅1100~500m・高低差1080m)、氷川舌(厚150~40m・長さ約6km)の3部に分かれます。入溝料は75元、観光入溝時間は7時半~12時半までです。専用観光バスは7時半~12時半(9時以降は40分毎)で、15時半~18時(40分毎)は営地宿泊者のみ乗車できます。干河壩(ロープウェー乗り場)の終車は15時で、温泉地(1号・2号営地)の終車は17時半です。4号営地へのロープウェー(6人乗り)の料金は往復150元です。

朝食後、7時半に出て、海螺溝入口まで歩き、溝内専用観光バスに乗り干河壩(入口から33km・海抜約3000m)へと向かいます。約1時間の乗車で終点の干河壩で降り、氷河観光です。観光ルートは二つあります。一つは徒歩ルートで、氷河右岸の原始森林の中を歩き、観景台(3km)に至ります。ここから氷河に降りることが出来ます。標準観光時間は3時間半です。もう一つはロープウェールートで、4号営地に至ります。乗車時間は約20分です。ここから氷河に降りることが出来ます。標準観光時間は約2時間です。今回は、前回のリベンジでロープウェールートです。

さて、いよいよ一号氷河観光です。順に写真をお見せします。写真2は、干河壩停留場から見上げた無名峰(約6400m)です。この峰は日の出を受けて輝くので、それを日照金銀山と呼んで、海螺溝の五絶(日照金銀山・氷河・温泉・原始森林・康巴チベット族風情)の一つとなっています。この時はバスから降りると、峰の方向に青空が開けて、峰を見ることが出来ました(朝の磨西鎮の天気は厚い雲に覆われていました)。しかし、その後雲に覆われて、二度と見ることは出来ませんでした。

写真3は、ロープウェー上から、一号氷河氷川舌を上流へと見たものです。写真中央の氷河に赤い点のあるところが徒歩ルートの観景台から氷河に降りたところです。

写真4は、同じく下流へと氷河末端の氷川城門洞を見たものです。氷河に削られたカール地形が下流に延びていることがお分かりでしょう。

写真5は、下流へ氷川舌で、写真3と同じく赤い点が徒歩ルートの観景台から氷河に降りたところです。

写真6は、氷川舌が右へと大きく湾曲するところです。ご覧のように雲が下がってきています。

ロープウェーの終点4号営地(3400m)に着き、駅の右手へと歩き、氷河景観台から、道を下りに取り、氷河へと降ります。標高差は100m程度ですが、下るにつれて急坂となり、氷河末端には石がごろごろして道はなくなり、氷河に到までには足下の注意が肝要です。写真7は、その氷河の中で撮ったものです。

写真8も同様で、ご覧のように、たくましくも氷河を乗り越えて上部に行く観光客がいます。

写真9は、景観台へと戻り、氷河を俯瞰したものです。大勢の観光客がいることがお分かりでしょう。なお、上りには中国式の籠があり、料金160元です。

景観台で休憩していると、雲が北西から南東へと流れて、西に青空が開け、貢嘎山主峰が姿を現し出しました。そこで、さっそく撮ったのが写真10です。峰の下に一号氷河の大氷瀑布が見えます。

写真11は、ペンタックスK-7の望遠側(70mm)で主峰をとらえたものです。雲にかすかに覆われていますが、主峰頂上が見えます。

写真12は、主峰と氷河左岸部です。

写真13は、主峰と氷河全景です。この後、再び雲が出て、主峰は雲に隠れました。主峰を見れたのは30分足らずでしたから、この日の観光客でも多くの人は見れず、幸運としかいいようがありません。

4号営地を後にして、干河壩で昼食を取り、貢嘎神泉(湯温91~89度・炭酸水素ナトリウム型中性・海抜2580m)を源泉とする、2号営地氷川温泉に入りました。入浴料65元、貸しバスタオル10元(保証金100元)です。温泉は45~39度までの湯温の違う浴池からなり、男女混浴のため、水着着用となっています(磨西鎮の随所で販売)。

こうして、16時頃、磨西鎮に戻り、鎮内を散策しました。写真14は、鎮の中央を南北に走るメイン通りの、下の部分の磨西老街(古街)で、ここの住民にはイ族が多いです。

夜はチベット族歌舞ショーを見ました。以前はありませんでしたが、九寨溝と同じく、ここでも演じられるようになりました。入場料は120元です。

3日目は成都への帰りです。8時に出発し、都楽刀具(包丁等)・水晶博博覧館・特色牛肉(ヤク肉)のお土産屋回りをすませ、順調に戻れると思っていたら、前日の大雨で、二郎山トンネルから先の天全県両路・紫石郷間の天全河渓谷で数か所の土砂崩れのため、道路閉鎖となり、トンネル手前で停止を余儀なくされました。約4時間半強待ち、ようやく走り出しましたが、天全県内で所々渋滞もあり、成都市内に戻り解散したのは22時半を過ぎていました。

最後に海螺溝氷河観光図を示します。なお、成都旅游集散中心(新南門)発海螺溝(磨西鎮)行は9時半発で、運賃119元(往復231元)です。

(2010.07.05)

『四川省中国青年旅行社』http://www.cots.com.cn/sichuan/hailuogou/map.htm

〔追記〕 フォトアルバム「四川・海螺溝」はhttps://1drv.ms/f/s!AruGzfkJTqxngpkXzgJUjC2RY_nwfQです。

(2011.09.15)

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2010年度前期記事目次

2010年度前期(1月~6月)の記事目次を掲載します。なお、前回までの記事目次は「ブログ開設1周年記念・記事目次」(2005年11月24日)、「2005年度後期記事目次」(同年12月31日)、「2006年前期記事目次」(2006年6月30日)、「2006年度後期記事目次」(同年12月31日)、「2007年度前期記事目次」(2007年6月30日)、「2007年度後期記事目次」(同年12月31日)、「2008年度前期記事目次」(2008年7月5日)、「2008年度後期記事目次」(2008年12月31日)、「2009年度前期記事目次」(2009年6月30日付))、「2009年度後期記事目次」(2009年12月31日付)です。

 


01.07 ラサ行

01.14 青藏鉄道・成都発ラサ行T22/23次―中国雑感〔6〕―

01.17 チベット自治区ラサ市観光―中国雑感〔7〕―

01.21 冬休み帰国

02.04 冬の弘前城

02.22 河津町・河津桜

02.27 成都に戻る

03.15 嘉陽小火車(芭石鉄道)―四川雑感〔12〕―

03.19 院生カレー会―成都雑感〔90〕―

04.07 明蜀王陵博物館―成都雑感〔91〕―

04.16 西南交通大学九里堤校区の躑躅―成都雑感〔92〕―

05.11 中国における木村拓哉人気

05.27 成灌快鉄(成都青城山快速鉄道)開通―成都雑感〔93〕―

06.05 成都での生鮮食品小売価格(上)―成都雑感〔94〕―

06.06 成都での生鮮食品小売価格(中)―成都雑感〔94〕―

06.07 成都での生鮮食品小売価格(下)―成都雑感〔94〕―

06.11 成都での日本食関係の食品小売価格―成都雑感〔95〕―

06.21 2010年西南交通大学日本語学科卒業答弁会―成都雑感〔96〕―

06.28 西南交通大学日本語学科修士論文題目―成都雑感〔97〕―

06.30 2010年度前期記事目次

(2010.06.30)

2010年度前期(1月~6月)の記事目次を掲載します。なお、前回までの記事目次は「ブログ開設1周年記念・記事目次」(2005年11月24日)、「2005年度後期記事目次」(同年12月31日)、「2006年前期記事目次」(2006年6月30日)、「2006年度後期記事目次」(同年12月31日)、「2007年度前期記事目次」(2007年6月30日)、「2007年度後期記事目次」(同年12月31日)、「2008年度前期記事目次」(2008年7月5日)、「2008年度後期記事目次」(2008年12月31日)、「2009年度前期記事目次」(2009年6月30日付))、「2009年度後期記事目次」(2009年12月31日付)です。

 

01.07 ラサ行

01.14 青藏鉄道・成都発ラサ行T22/23次―中国雑感〔6〕―

01.17 チベット自治区ラサ市観光―中国雑感〔7〕―

01.21 冬休み帰国

02.04 冬の弘前城

02.22 河津町・河津桜

02.27 成都に戻る

03.15 嘉陽小火車(芭石鉄道)―四川雑感〔11〕―

03.19 院生カレー会―成都雑感〔90〕―

04.07 明蜀王陵博物館―成都雑感〔91〕―

04.16 西南交通大学九里堤校区の躑躅―成都雑感〔92〕―

05.11 中国における木村拓哉人気

05.27 成灌快鉄(成都青城山快速鉄道)開通―成都雑感〔93〕―

06.05 成都での生鮮食品小売価格(上)―成都雑感〔94〕―

06.06 成都での生鮮食品小売価格(中)―成都雑感〔94〕―

06.07 成都での生鮮食品小売価格(下)―成都雑感〔94〕―

06.11 成都での日本食関係の食品小売価格―成都雑感〔95〕―

06.21 2010年西南交通大学日本語学科卒業答弁会―成都雑感〔96〕―

06.28 西南交通大学日本語学科修士論文題目―成都雑感〔97〕―

06.30 2010年度前期記事目次

(2010.06.30)

(2010.06.30)

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西南交通大学日本語学科修士論文題目―成都雑感〔97〕―

この2010年6月26日(土)に西南交通大学日本語学科の修士論文答弁会が行われました。私は大学院の講義を担当するとともに、答弁会の審査委員(5人以上)もしていますので、私のこれまでに参加した答弁会(2002年から)での修士論文27編の題目を示すことにします。修士課程期限は3年で、修士論文提出(2年余で可能)と答弁審査を受け、文学修士号を授与されます。期限後に論文提出の例もままあります。なお、本学科の修士課程は正式には「外国語言語学・応用言語学(日本語)専攻」と「日本語言語文学専攻」(2004年次生から)で、毎年5名前後を受け入れます。

 

〔外国語言語学・応用言語学(日本語)専攻〕15

四川人の日本語音声の難点に関する分析研究―教育実践を通じて―

漢字についての中日対照研究とその学習ストラテジー

副詞の連体修飾について

限定を表す「だけ」「ばかり」「しか」の比較研究―取立て詞の角度から―

日本語の感情表現に関する研究―動詞と形容詞を中心に―

日本語における自他共存性への考察

日中受身文の対照分析およびその指導法の研究

テイル形のアスペクト的意味の分析

日本語のモダリティの新体系から見る「ノダ」の用法

談話レベルのポライトネス・ストラテジー―B&Lのポライトネス理論から―

間接言語行為としての疑問文についての中日対照研究

中日概言表現についての対照研究

動物慣用句から見た中日各文化の象徴表現の特徴

バラエティーに富んだ中日両国の若者ことばについての研究

中国の「打油詩」と日本の「川柳」についての対照研究

 

〔日本語言語文学専攻〕12

中日両国語の助数詞についての対照研究

中日両国語における共感比喩的表現についての対照研究―五感形容詞をめぐって―

一人称小説におけるテンス形式とその機能

中国語の「了」と日本語の「た」についての考察―文における「テンス」と「アスペクト」とを中心に―

日本語の「テイル」と中国語の「在」「着」「了」との対照研究―アスペクト的意味を中心に―

日本語における婉曲表現の語用論的研究―「命令・依頼・断り」の表現をめぐって―

中日非言語行動の対照研究

万華鏡の謎―中日対照の角度から―

中日の「数」に潜んでいる文化的内包

中日両国の身分語についての対照研究

中日両国の姓名についての対照研究

日本の猫文化について

(2010.06.27)

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2010年西南交通大学日本語学科卒業答弁会―成都雑感〔96〕―

2010年6月17日(木)および20日(日)の両日をかけて、本年度の卒業答弁会を行いました。答弁参加4年生は46人です。17日午前は学部答弁会(5人)で、17日午後・20日は2班に分かれて学科答弁会でした。以下に、卒業論文題目を示します。なお、※は私の指導担当した学生(5人)です。

 

〔言語類〕15編

日本語の外来語について

外来語についての考察―日本社会への影響を中心に―

擬声語・擬態語についての研究

中日におけることわざの対照研究―動物に関することわざを中心に―

中日の同源熟語の現状と変遷原因について

中日同形語についての研究―2001年~2005年日本語能力試験一級の語彙を中心に―

格助詞「に」と「で」の対照研究―一共通点に潜んでいる区別―

形式名詞「こと」と「の」「もの」―「こと」を中心に―

日本語における曖昧表現について

敬語使用についての中日比較研究

挨拶語から見る日本文化

日本の若者言葉に関しての一考察―若者言葉を見る社会の目―

日本の忌み言葉について

初級日本語教育における楽しい授業作りについて

中国語入力を参考にして、効率よい日本語入力を図る

 

〔翻訳類〕2編

日本語の中の漢字音の翻訳について―「青春論」の翻訳実践から―

文学作品における関連性翻訳理論の応用―『非凡なる凡人』を中心にして―

 

〔日本文学類〕12編

『こころ』から見る明治知識人の心の揺れ

森鴎外の作品についての考察―「高瀬舟」の翻訳をもとに―

芥川龍之介の作品から見る人間性―「藪の中」を中心に―

『伊豆の踊子』から見る川端康成の物の哀れ

川端康成の美意識について探る―『雪国』を中心に―

川端文学における日本の伝統美―『雪国』を中心に―※

宮沢賢治の童話における宗教観と美意識

『黒い雨』から見る井伏文学の魅力※

「十円札」の作品分析について

唐詩と和歌から見る中日の故郷への郷愁

漂泊詩人としての芭蕉と杜甫―芭蕉における杜甫受容を中心に―

俳句に見る「寄物陳思」と「花鳥諷詠」―「菊」と「梅」を中心に―

 

〔日本文化類〕17編

日中両国における経済高度成長の要因分析

円高と人民元切り上げ問題

日本人女性の就職事情について

日本の少子化について

日本学校におけるいじめ問題の対策について※

日本のゴミ処理についての思考※

中日両国の婚礼文化

中日の刀剣文化についての研究

日本文化における桜の美学的な意味について

中日両国における「赤」の色彩文化意味への考察

日本の茶道流派についての考察

数字の好き嫌いにおける中日比較研究

日本人の季節感

日本人と猫との関わり合い※

日本の魚文化についての一考察

寿司から見た日本食文化の特徴

宮崎駿の作品から見る日本人の帰属意識

(2010.06.21)

 

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成都での日本食関係の食品小売価格―成都雑感〔95〕―

 成都での日本食関係の食品小売価格を調査してみました。2010年6月5日、成都伊勢丹です。基本的に日本原産品です。一部、中国生産品があります。日本円への換算は、1元≒13.45円(6月5日現在)として下さい。

 

ヤマサ・生ちくわファミリー(5本)     28

ヤマサ・厚焼き笹かま(4枚)        60

ヤマサ・ごぼう天(4本)          24

ヤマサ・はんぺん              25

ヤマサ・ひら天(4枚)           25.5

松乃江・江燻鮭の塩焼            68.5

伏見・なると巻               39.5

伏見・油あげ(3枚)            22.5

(納豆)本小粒(40g 2個)         30.5

どうなん・徳用納豆(60g 3個)       26

日清・ラーメン屋さんとんこつ        29.5

日清・どん兵衛鴨そば            26

日清・スパイスソース日清焼そば       26元(以上、冷凍品)

 

マルサン・ちゃんこ鍋スープ         40

ヤマサ・浜鍋つゆ              42.3

 

味の素・コンソメ(固形7個)        21

味の素・あらびきコショー          22

S&B・一味唐辛子             17.8

S&B・ラー油               27

ヤマキ・いりだし(40g 2袋)        25

マルモト・だしの素(50g 3袋)       36

 

丸米・料亭の味(500g)           64

丸米・田舎みそ(1kg)           52

丸米・赤みそ業務用(1kg)         50

ひかり・だし入りみそ(1kg)        32

 

日清・から揚げ粉(80g)          22

キング・片栗粉(200g)           19

 

マルモト・かつおぶし(3g 5袋)     28

味の素・ふりかけ(3g 12袋)       11.5元〔中国産〕

味島・ふりかけシャケ風味          20元〔中国産国内用〕

桃屋・五目寿司のたね            19.8元〔中国産〕

桃屋・ごはんですよ             23元〔中国産〕

桃屋・メンマ                15.5元〔中国産〕

 

ヤマサ・醤油(1L)            51

ヤマサ・醤油(500ml)            40.5

キッコーマン・うすくち醤油(1L)     78

キッコーマン・万字醤油(500ml)       19.8元〔中国産国内用〕

ミツカン・米酢(500ml)           35

ミツカン・すし酢(360ml)          35

日出・料理酒(1L)            59

朝香・純米料理酒(750ml)          39元〔中国産〕

 

桃屋・つゆ(400ml)             29元〔中国産〕

桃屋・合わせだし(400ml)          24.5元〔中国産〕

マルモト・白だし(500ml)          48

にんべん・つゆの素(360ml)         48

ヤマサ・昆布つゆ(500ml)          41

ヤマサ・つゆかつお一番だし(360ml)     36

ヤマサ・天ぷら専家(330ml)         26.9

ヤマサ・ざるそば専家(330ml)        39

ヤマサ・寿司しょう油(200ml)        42

ヤマサ・ぽん酢しょう油ゆず(200ml)     33.5

ヤマサ・昆布ぽん酢(360ml)         39

盛国・さしみたまり(150ml)         30

 

エバラ・てりやきたれ(170g)        23.5

エバラ・すき焼きのたれ(300ml)       48

ミツカン・すき焼きのたれ(300ml)      40

桃屋・しゃぶしゃぶのたれ(350ml)      11元〔中国産〕

桃屋・あまくち焼肉のたれ(350ml)      11.5元〔中国産〕

桃屋・からくち焼肉のたれ(350ml)      11.5元〔中国産〕

ブルドック・中濃ソース(500ml)       40

オタフク・たこ焼きソース(150g)      24

 

ハウス・生わさび              9.9

S&B・本からし              25

 

キューピー・キューピーハーフ(400g)    68

 

ホテー・そうめん(250g)          17

五木・田舎そば(200g)           29

五木・田舎茶そば(200g)          30

山形朝日・朝日そば(200g)         27

 

日清・出前一丁               14

日清・サッポロ一番             16.5

日清・焼きそば               13.8

日清・カップヌードル            22.4

 

ハウス・バーモントカレー(250g)      39

ハウス・バーモントカレー(125g)      7.5元〔中国産国内用〕

ハウス・こくまろカレー(250g)       35.5

ハウス・ククレカレー            23

ハウス・咖哩屋カレー            23

大塚食品・ボンカレーゴールド21       25

S&B・なっとくのカレー          26.5

 


UCC・オリジナル(缶入り400g)      120

UCC・炭焼珈琲(缶入り300g)       120

 

UCC・11390g)             99元(特価)

UCC・11790g)             99元(特価)

 

和光堂・粉ミルクぐんぐん(850g)      298

 

 

カゴメ・トマトジュース(1L)       21元〔中国産〕

アサヒ・黒生(350ml)            19.5

アサヒ・スーパードライ(350ml)       5.6元〔中国産国内用〕

サントリー・三得利ビール(350ml)      4.5元〔中国産国内用〕

サッポロ・サッポロ生ビール黒ラベル(350ml 19.5

サッポロ・エビスビール(500ml)       28.5

久保田(500ml)               465

月桂冠(1.8l)               211

黒丸(760ml)                245

宝焼酎(760ml)               110

 

日本産米(新潟県産 2kg)     198

 

 以上ですが、菓子類は除いてあります。また、日本酒・焼酎は代表として2種類の価格を記しましたが、もう少し品揃えがあります。

 日本産食品は在庫の関係で、切れているものもあります。例えば、小麦粉やパン粉等です。また、伊勢丹になくとも、イトーヨーカドーにあるものもあります。両店で日本家庭料理関係の食材がだいたい手に入るようになりました。しかし、輸入品ですから、価格は日本のスーパーに比較して2倍以上となるのが普通です。

 市街人口約6百万人の成都市ですが、在住の日本人は3百人にも足りません。2007年春の伊勢丹開業時から見ると、日本関係食品の種類は増加しています。このことは成都市民もこれらを購入していることを示しています。イトーヨーカドーの寿司・おにぎり売場も健在ですし、着実に日本食が成都市民に受け入れられていることを、これらのことは示していると思います。

(2010.06.11)

 

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成都での生鮮食品小売価格(下)―成都雑感〔94〕―

 生鮮食品の最後は、水産物類です。

 

〔水産物類〕

海帯(コンブ)         3.0

水髪毛             18.9

墨魚仔(小蛸)         20.8

魷魚(スルメイカ)       31.3

槍鰂(ヤリイカ)        31.3

烏賊脚(イカの足)       16.8

帯魚(太刀魚)         29.8

帯魚(太刀魚)         16.8

鯧魚(マナガツオ)       14.8

大金絲魚            23.0

金剛魚             20.6

黄化魚(キグチ)        26.8

南美蝦             25.9

三文魚柳(サケ刺身)      99.0

武昌魚             12.9元(以下、活魚)

生魚              26.0

丁桂魚             20.5

桂魚(鱖魚)          49.5

鮎魚(ナマズ)         25.0

草魚              10.8

鯉魚              7.6

花魚連             11.8

鱔魚(タウナギ)        30.0

南美蝦             59.9

小苗魚             3.9元(以下、冷凍)

帯魚              10.0

秋刀魚             8.9

墨魚仔             20.8

蝦仁(むきエビ)        26.8

美極(小エビ)         13.8

去頭美極            18.9

大黄花魚            21.9

 

 以上のように、内陸地方なので、新鮮な海産物に恵まれない、川魚主体の四川料理であることが水産物の品揃えにも表れています。各種の川魚の活魚が水槽に入れられて販売されています。これに対して、海産物は基本的に冷凍物の解凍品です。冷凍販売ものは冷凍ケース管理がいまひとつのせいもあり、あまりお勧めできませんが。なお、海産物の高級品は、市内中央塩市口の南東に近接する、卸小売の青石橋市場で、ここには空輸された海産物が並んでいます。

 最後に、食品とは直接関係ありませんが、本年の成都市の天候は不順です。朝の室温が20度という低温でした。それに、本日は止みましたが、日曜日まで先週は連日の雨模様でした。従って、いまだに長袖が手放せません。今年で6月を迎えるのは9回目ですが、こんな経験は初めてです。当然ながら、農作物などに影響が現れ、価格にも反映されるのではないでしょうか。

(2010.06.07)

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成都での生鮮食品小売価格(中)―成都雑感〔94〕―

 今回は、肉・卵類を記します。

 

〔肉類〕

精品黒士猪後腿痩肉(黒豚後腿肉)     19.7

精品黒士猪帯皮後腿肉(皮付き後腿肉)   19.7

精品黒士猪帯皮前胛肉(皮付き前腿肉)   18.7

精品黒士猪帯皮五花肉(皮付き三枚肉)   17.2

精品黒士猪精肘排(肉付き肋骨)      27.4

精品黒士猪帯肉筒骨            10.7

精品微牧里脊(油身なしロース肉)     20.6元    里脊     9.5

精品微牧猪帯皮後腿肉           17.5元    帯皮後腿肉  7.9

精品微牧猪帯皮前胛肉           17.2元    帯皮前腿肉  5.9

精品微牧猪帯皮五花肉           15.9元    帯皮五花肉  6.05

精品微牧去骨肘子             13.2

精品帯皮後腿肉              12.5

精品帯皮五花肉              12.8

精品微牧前排(肉付き前脇骨)       17.0

精品微牧後排(肉付き後脇骨)       23.5

精品微牧肋排(肉付き肋骨)        17.6

精品微牧肉棒子骨             9.6

精品龍骨(背骨)             9.6

前棒骨                  4.1

後棒骨                  4.1

肥肉(脂身)               5.5

蹄(豚足)                11.0

猪肥腸(大腸)              11.0

猪肝(レバー)              7.7

猪腰                   15.8

猪心(心臓)               12.5

猪舌                   15.4

猪尾                   26.0

猪脳花(脳味噌)             1.8

精品牛里脊(油身なし牛ロース肉)     66.0

精品牛                  34.0

精品黒士猪肉餡(挽肉)          15.9

精品猪肉餡                8.9元  猪肉餡    4.9

精品猪肉絲(細切り肉)          18.5

精品牛肉餡                28.0

鶏                    6.9

童子鶏                  8.9

烏骨鶏                  14.0

鴿(鳩)                 10.8元(1匹)

兎子(兎)                9.9

鶏大胸肉(皮なし手羽肉)         11.8

鶏翅中(手羽先)             19.7

鶏全翅                  12.8

鶏翅尖                  12.3

鶏翅根                  12.8

鶏琵琶腿(骨付きモモ先)         11.0

鴨肝                   6.5

鴨胗(砂囊)               17.4

鴨心                   11.1

鴨舌                   21.1

鴨掌                   14.0

鴨風爪                  11.0

 

〔卵類〕

正大富硒12              14.9元(14個)

正大緑色農家蛋12             12.9元(12個)

正大無公害蛋10              7.9元(12個)

緑色鶏蛋                 7.8

鶏蛋                   5.38.95

神舟鵪鶉蛋(鶉卵)            9.8元(48個)

 

 これで分かるように、肉類では豚が肉・内臓・骨と品揃えされています。これに比して、牛の品揃えは貧弱です。成都盆地が漢族中心で、また四川省が牛の生産地でないのが、この品揃えとなったのでしょう。スーパーでの鶏は基本的にはブロイラーの冷凍物です。時に、冷凍品のまま販売します。骨付き胸肉などはそうで、今回は見あたりませんでした。また、以前は自由市場で生きたのを販売していましたが、鳥インフルエンザの関係で禁止となりました。そんな関係で、鶏は自由市場の方が新鮮です。鴨が内臓等中心であることが特徴的です。これは火鍋の具材としても食べられるからでしょう。以上、肉類の品揃えには、四川料理(川菜)、ひいては成都人の嗜好が表れています。

(2010.06.06)

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成都での生鮮食品小売価格(上)―成都雑感〔94〕―

 先日、あるサイトで中国での生活費に関する質問を見ました。そこで、成都市での食料品関係の価格調査をしてみました。その第一弾として、生鮮食品の小売価格を記していきます。調査は大学に近い成都ウォ-ルマート交大路分店で、2010年6月4・5日に行いました。まず、野菜・果物類の価格を示します。価格単位は1斤(500g)です。日本円への換算は、1元≒13.45円(6月5日現在)として下さい。

 

〔野菜・茸・豆類〕

韮菜(ニラ)       2.5元     精品韮菜    5.5元(精品はパック詰め)

韮黄(温室ニラ)     9.5

韮菜花(ニンニク芽)   4.5

田芹(セロリ)      3.5

小芹菜(小セロリ)    2.5

香菜           6.3

瓢兒白(チンゲンサイ)  2.6

軟江葉          3.9

苕菜尖          4.5

蒿(春菊)       4.8

菠菜(ホウレンソウ)   4.9

小白菜(パクチョイ)   1.4元(1個)

大白菜          0.9元      精品大白菜   1.9

巻心菜(キャベツ)    0.35

結球生菜(レタス)    4.9

生菜(サニーレタス)   2.9

空芯菜          1.95

毛白菜          1.95

油麦菜          4.5

蕎菜           4.5

二荊条          7.0

二荊青椒(アオトウガラシ)3.7

朝無椒(アカトウガラシ) 8.9

青椒(ピーマン)     1.95元      精品青椒    3.95

番茄(トマト)      4.1

折耳葉          4.9

小葱           3.8

黄洋葱(タマネギ)    2.7

紅洋葱(ムラサキタマネギ))2.4元     精品紅洋葱    4.4

黄瓜(キューリ)     0.85元      精品黄瓜     4.8

苦瓜(ニガウリ)     1.8

冬瓜(トウガン)     1.5

老南瓜(カボチャ)    1.6

絲瓜           1.9

付瓜           2.5

長白蘿卜(大根)     0.35

広東胡蘿卜(ニンジン)  2.5元      精品広東胡蘿卜   4.4

土豆(ジャガイモ)    1.75

芋仔(サトイモ)     4.5

牛旁(ゴボウ)      3.95

紅薯(サツマイモ)    1.65

高笋           4.9

四季豆          2.5元      精品四季豆     4.8

天筋豆          2.4

大蒜(ニンニク)     7.6元      精品大蒜      8.0

生姜           5.5

花菜(ブロッコリー)   2.0元      精品花菜      4.0元

西蘭花(青ブロッコリー) 4.3元      精品西蘭花     5.9元

精品西蘭菜(カリフラワー)5.5

精品娃娃菜        2.95

精品茄子(ナス)     4.8

精品大葱(ネギ)     4.8

精品涼瓜         4.2

精品小青瓜        6.0

精品青豆米        12.0

精品水晶玉米(トウモロコシ)4.8

精品紅洋葱(モヤシ)   1.4

精品蘑菇(シイタケ)   16.0

精品金針菇        14.0

精品平菇         11.0

精品鶏菇         7.0

精品鶏腿菇        16.0

精品茶桂菇        19.0

精品鮑魚菇        13.65

緑豆           9.95

紅豆(アズキ)      11.8

黒豆           12.9

黄豆(ダイズ)      5.9

花生(ピーナツ)     9.8

 

〔果物類〕

紅蛇苹果(リンゴ)    10.6

紅富士苹果        8.4

富士苹果         5.9

白富士苹果        5.4

秦冠苹果         4.9

豊水梨          4.5

皇冠梨          4.2

雪梨           2.7

豊田瓜          4.9

白審瓜          6.1

网絞瓜          4.9

哈密瓜(ハミウリ)    2.65

紅玉西瓜         3.0

口口腕西瓜        1.95

麒麟西瓜         2.8

黒美人西瓜        1.7

桃子(モモ)       2.6

人参果          4.2

鷹嘴芒          2.95

新奇士橙         9.9

沙田柚          3.5

檸檬           2.5

茘枝           4.9

大龍果          5.6

椰子           5.9元(1個)

菠蘿(パイナップル)   10.8元(1個)

榴蓮果(ドリアン)    7.9

香蕉(バナナ)      3.95

奇異果(キウイフルーツ) 3.5元(1個)

金奇異果         5.5元(1個)

 

 以上ですが、少し抜けているものもあると思いますが、上記の品揃えから、現在の中国の食生活が以前に比して、飛躍的に豊かになっていることが分かります。なお、成都市近郊にはモモとビワの一大産地があり、また、地震の震源地であった汶川県はサクランボの産地です。街にはこれが出回っています。ですが、ウォルマートはこれらの品揃えに劣ります。イトーヨーカドーや自由市場の方が豊富で、ビワは4~8元程度です。モモはまだ小粒の硬いもので、これから大きい水蜜の盛期になります。

 なお、イトーヨーカドーでは緑色菜、すなわち衛生的なグリン野菜を販売していますが、価格的には普通の野菜の倍以上となります。

(2010.06.05)

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成灌快鉄(成都青城山快速鉄道)開通―成都雑感〔93〕―

2010年5月12日(水)、開通式を行い、成灌快鉄が営業運転をはじめました。成都市と都江堰市(旧名灌県)を結ぶ快速電車路線なので成灌快鉄といいます。成灌線は以前より計画されていましたが、2008年5月12日の四川汶川大地震で、震源地に近く、甚大な被害を被った都江堰市への、災害復興の一貫として、四川省の重点プロジェクトになり、鉄道部と協議の上、2008年11月4日、建設が全線開始されました。建設の進展で、4月1日から試運転を開始し、メーデーに開通予定でしたが、これが少しずれ込み、地震2周年の日にあわせて開通式になりました。

成都北站(駅)・青城山站間の全長66.2kmが本線で、これに都江堰站手前で分岐して、漓堆公園(都江堰)站への支線(建設中 市内地下路線)6kmを含め72.2kmが成灌快鉄です。途中駅として、本線の安靖・金牛・犀浦・紅光鎮・郫県東・郫県・郫県西・安徳・聚源・都江堰と、支線の迎賓路・李氷広場、以上12駅を設けます。動車組と呼ばれるCHR1型電車(8輛編成)で運行し、成都北・郫県西間は最高時速120km、郫県西・青城山間は220kmとなり、成都青城山間を最速30分で結びます。この速度が快鉄と称するゆえんです。

現時点では、成都始発6時40分・終発21時41分として、成都青城山間9本・成都都江堰間5本・成都郫県西間1本の15本が運行されています。途中停車駅は犀浦・紅光鎮・郫県西・都江堰で、列車により異なり、これにより所要時間は成都青城山間で30~50分となっています。運賃は犀浦まで5元(20km以内)、郫県西まで10元(50km以内)、都江堰・青城山まで15元(51km以上)です。発売は10日前の15時開始で、駅窓口(含む自動券売機)と市内の鉄路代售窓口(手数料5元)で、往復とも購入できます。

さて、この5月前半は例年通り、卒論指導で忙しく、開通自体は知っていましたが、乗れる時間がなく延び延びになっていました。中旬後半に乗車しようと思ったのですが、予想以上に人気があり、特に週末は早くから切符が売れます。一番人気は9時30分発の青城山行で、発売初日にほぼ満席になります。こんなわけで、当初の週末を外して昨日の26日(水)に発乗車となりました。乗車券の購入は成都北駅の自動券売機(駅舎入り口左横1台、切符売り場右側壁2台)で行いました。タッチパネル式で中国語・英語表示です。お釣りも出ますから、小額紙幣でなくとも大丈夫です。1回の操作で15枚まで購入可能です。

駅舎入り口(手荷物のX線検査有り)を入ると左手に2階に上ると、窓側が成灌線の専用侯車室(待合室)です。現時点では、入口で乗車券をチェックし、これが改札になります。ですから、前の列車が発車しないと、待合室には入れません。発車15分前にゲートが開き、ホームに移動します。5站台(5番ホーム)という一番奥のホームなので、歩きます。

写真1は、私の乗車するD6107次青城山行(成都発11時15分青城山着12時)の先頭車両(8号車)です。後方に見えるのが、同じ動車組の重慶北行です。現在、約2時間で成都と重慶を結んでいます

写真2は、発車前に隣の6号車内を撮ったものです。中央の男性はニコンのデジ一眼で記念撮影です。CHR1は本来1・8号車が一等座で他が二等座と運賃が異なりますが、成灌線では全車同一運賃(軟座)です。一等座は2-2列で転換座席はリクライングシートで、二等座は2-3列で転換座席です。中間の5号車には酒吧(バー)があり、飲料や朝食などを提供していますが、市価の倍程度します。

安靖站・金牛站とも完成しており、金牛站で地下鉄2号線と接続の予定です。ここから国道213号(老成灌路)に接して走ります。次の犀浦站は2面の島式ホームを持ち、駅構内で2号線と乗り換え接続の予定です。私の勤務する西南交通大学新キャンパス犀浦校区は駅の東約1kmに位置します。この犀浦鎮は発展めざましく、建設済み建設中の高層マンションが多数見られ、成灌線・地下鉄2号線開通を見越した建設ラッシュとなっており、成都市通勤郊外都市の様を見せています。紅光鎮站まではホームに安全柵が設置されており、本線が列車間隔3~5分運行可能となっていることからも、将来通勤路線としての運用も視野に入っていることを示しています。

郫県西站はちょうど郫県客運中心に接し対置にあり、駅を出るとバスセンターに接続します。また、この駅を出て、望叢西路を約1.5km南に歩くと、古蜀王国の伝説の望帝・叢帝の祀った望叢祠があります。ここは「望叢祠―成都雑感〔50〕―」(2007年10月28日付)で紹介しています。もし、青城山や都江堰観光の帰り、時間に余裕があったら、途中下車し望叢祠観光もいいでしょう。なお、バスセンターからは少し時間はかかりますが、305路金沙公文站行(非エアコン車2.5元、エアコン車3元)があるので、成灌線が満員でも市内に戻るのは容易です。なお、卑県は豆板醤の中国一の名産地として知られており、県城内には工場の直売店もあります。

郫県西を出るとようやく田園地帯となり、聚源站までは国道213号と接して走ります。そして、都江堰市南郊外にできた都江堰站に着きます。ここでかなりの乗客が下車します。都江堰観光であるのはいうまでもありません。駅前からは、漓堆公園行101A路がありますから、都江堰観光にはこれに乗ればいいです。また、都江堰客運中心行101路もありますから、都江堰市からバスで他所へ行くのも便利です。なお、駅の少し手前で右に分岐する線路が見えます。これが都江堰市市内への支線です。

岷江を渡り、田園地帯を走ると、終点の青城山站に到着です。駅出口には自動改札が有り、青色の切符(裏は黒磁気仕様)はこれを通して出ます。写真3は、駅前広場から撮った、駅舎です。現時点では駅舎内と広場周辺には飲料を売る売店すらありません。まだ駅舎の建物のみといった状態です。駅舎を出て、左手に200mも歩くと、バスターミナルがあります。ここからは先の101路・101A路(青城前山行)、102路(都江堰市客運中心発・街子古鎮行)のバスと、青城後山行のミニバスが出ています。駅舎の右側が切符売り場で、中央が入口です。現時点では、中央から待合室に入るときのチェックが改札となっています。実は改作口には自動改札機が設置されていますが阿、まだ運転間隔が長いためか、これを使用していません。発車の15分前になると自動改札機のゲートが開き、ホームに行けます。本駅もそうですが、新駅には身障者用のエレベーターも設置されており、トイレ(駅・車輌とも)も同様で、成灌線は身障者への配慮をなしています。

この日は前日からの雨模様でしたので、観光は止め、折り返しの13時40分発のD6108次で戻りました。この日の18時20分発D614次はすでに売り切れでした。本列車が帰りの一番人気です。青城山站では空いていましたが、都江堰站でほぼ満席となり、発車しました。写真4は、帰りの車中で都江堰站を出てフルスピードになったとき、車内の電光掲示板を撮ったものです。これは、車速・気温・停車駅時刻を表示します。ご覧のように、時速213kmを示しています。実は最高221kmを示しましたが、写真の関係でこうなっています。こうして、途中駅での乗降客を加え、成都北站には満席で、14時30分、時刻表通りに到着しました。

最後の写真5は、都江堰站を出てすぐのところで撮ったものです。写真の青い屋根の建物群は被災者用仮設住宅です。この後、支線分岐点のところにも別の仮設住宅群がありました。まだまだ都江堰市民が2年前の地震の被災から普通の生活に戻れていないことを示しています。

以上、成灌快鉄を紹介してきました。成都市内と青城山を結ぶバスは新南門をはじめ幾つかの路線があり、運賃が16~20元、所要時間が約1時間強です。これと比較すると、料金的にも時間的にも快適さからも鉄道に軍配が上がります。ですから、人気が出て曜日・時間によっては売り出し早々に満席という人気も当然でしょう。惜しむらくは、現時点では運行本数が少ないことでしょう。将来は観光路線と郊外通勤路線の二面で成灌快鉄は発展を遂げるでしょう。

(2010.05.27)

〔追記〕 フォトアルバム「成都・成灌快鉄(成都青城山快速鉄道)」はhttps://1drv.ms/f/s!AruGzfkJTqxngpklblEWy5F1n2W9zwです。

(2011.09.17)

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中国における木村拓哉人気

この月曜日(2010年5月10日)から、フジテレビ午後9時の、いわゆる「月9」で、木村拓哉主演の『月の恋人』が始まりました。すでに、翌火曜日には、中国語字幕付の動画が中国の複数のサイトにアップされています。中には、日本語字幕付きに加えているものもあります。他の日本ドラマがアップされるのに普通、放送後2日以上かかるのに対して、極めて早いアップです。最速でしょう。また、学生に聞いたところでは、過半の学生がすでに見ています。以上のことは、相変わらず中国では日本に関心を持つ若者を中心にキムタク人気が高いことの反映ではないでしょうか。日本での評判とは異にしているように思われます。
(2010.05.13)
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