埼玉古墳群の稲毛山古墳からは1987年の出土品の保存過程で金象嵌の文字の刻まれた鉄剣発見されました。当時大報道がなされた古代考古学上の大発見でした。この度修復が終わり一新を面目して公開されました。最終特別展示日の2026年5月24日(日)午後に行ってきました。そこで写真も出来たのでこれをお見せします。
〈銘文表面〉辛亥年七月記乎獲居臣上祖名意富比垝其児多加利足尼其児名弖巳加利獲居其児名多加披次獲居其児名多沙鬼獲居其児名半弖比
〈銘文裏面〉其児な加披余其児名乎獲居臣世々爲杖刀人首奉事来至今獲加多支鹵王寺在斯鬼宮時吾左治天下令作此百練利刀記吾奉事根源也
〈表面読み下し〉辛亥の年七月に記す。乎獲居臣。上祖、名は意富比垝、其の児、多加利の足尼、其の児、名弖巳加利獲居、其の児、名は多加披次獲居、、名は多沙鬼獲居、其の児、名は半弖比
〈裏面読み下し〉其の児、名は加披余、其の児、名は乎獲居臣、世々杖刀人の首と為し、奉事し来り今に至る。獲加多支鹵王の寺、在斯鬼の宮に在る時、吾、天下を左治し、此の百練の利刀を作らしめ、吾が奉事の根源を記すなり。
写真1は、鉄剣表面全景です。

写真2は、上部です。

写真3は、中央部です。

写真4は、下部です。

写真5は、裏面全景です。

写真6は、上部です。

写真7は、中央部です。

写真8は、下部です。

以上、国宝の金錯銘鉄剣です。金象嵌の文字が鮮やかに見えるでしょう。
写真9は、なお金錯銘鉄剣再現剣〈2007年〉です。

次いで幾つかの国宝をお見せします。写真10は、砥石、鉋、鑷子、鉄鉗、手斧です。

写真11は、辻金具です。

写真12は、鞍(磯金具)断片です。

写真13は、鐙、鉸具です。

写真14は、鈴杏葉です。

写真15は、丁字形鏡板付轡です。

写真16は、小札です。

写真17は、鉄鏃です。

写真18は、太刀、鉄剣です。

写真19は、帯金具です。

写真20は、銀環、勾玉(ヒスイ製)えす。

最後の写真21は、画文帯環状乳神獣鏡です。

(2026.05.
30)