日本語学科3年生の作文Ⅱにおいて課題として日本のアニメを取り上げ、一つの作品を選んで批評をさせました。以下は学生(46名)が選んだ21作品を多い順に並べたものです。
千と千尋の神隠し 6
犬夜叉 5
DEATH NOTE 3
NANA 3
NARUTO 3
スラム・ダンク 3
ラブ☆コン 3
彩曇国物語 3
ヒカルの碁 2
桜蘭高校ホスト部 2
美少女戦士セーラームーン 2
名探偵コナン 2
One Piece 1
アイシールド21 1
ちびまる子ちゃん 1
ドラえもん 1
藏の宿 1
死神 1
月の子 1
花の子ルンルン 1
花田少年史 1
かなり古いものから最近のものまで、子供向けから成人向けまで、と時代的にも世代・内容的にも広範囲にわたって作品が選ばれていることが分かります。
現在の学生は、すでに小学校時代に『鉄腕アトム』などをテレビで視聴し、日本のアニメの洗礼を受けた世代です。これで日本・日本語に目を向け、日本語学科への進学のきっかけとなった学生もいます。それとともに、西南交通大学大学西門の交大路にはフィギュアなどを扱うアニメ専門店があり、コスプレの大会も行われており、いわゆるアニメオタクがすでに中国に定着していることを示しています。最新の日本アニメでもインターネット上でダウンロードされて視聴されており、とりわけ中国の若者にとってアニメといえば日本アニメというほど親しみのおけるものなのです。そこで、どんなアニメに興味あるか、その一端の資料として狭い範囲ですが学生の選んだアニメ作品を示すわけです。皆さんはこれら作品をどう考えるでしょうか。
(2007.12.23)
こんにちは。
日本のアニメって人気なんですね。
私の知らないような作品まで、いっぱい読まれていてびっくりしました。
「千と千尋の神隠し」は有名ですが、湯屋という日本的なところが舞台なので理解しにくいと思うのですが・・・。
それに、有名なわりには、中身はいまいちだったような。
「ドラえもん」が一人なのも驚きです。
ベトナムでも、小さい子が読んでいました。
「火の鳥」とか「ブラックジャック」とか、手塚治虫の作品は入ってないですね。
読んでほしいなあ。
やっぱりコスプレに適したような作品の方が人気なんでしょうか。
それにしても、コスプレの大会や、アニメオタクなども流行っているというところがおもしろいですね。
若者の好みは共通なんでしょうね。
ジュピターさん、こんにちは。中国のみならず、アニメといえば日本に一日の長があり、今や現代日本文化を代表するもとして、有力な輸出コンテンツです。中国でもそうで、一時期にはゴールデンタイムに放映されるのは、ほとんど日本アニメでした。中国国産アニメの育成を名目に、外国製アニメのゴールデンタイムでの放映が出来なくなりましたが、これは日本アニメの締め出しと受け取られています。ですが、中央はそうですが、日本アニメの人気は今でも高く、地方ではその規制をかいくぐり放映されています。忠、なかなか新作が放映されることがなく、このため、ネットからのダウンロードが盛んで、アニメやドラマは、日本での放映後数日で、中国語字幕付でアップされます。そんなわけで、学生はネットで見るのが一般化しています。今の学生は4人部屋の寮で、だいたい1室に2台はパソコンを持っていますから。なお、私の上記の記事はアニメ作品なので、書籍のマンガのことは分かりませんが、学生はマンガで見るよりアニメで見るのが主です。(手に入りやすい関係もあると思われます)
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