京都寺院巡り(2)天龍寺―歴史雑感〔82〕―

 2023年2月6日(月)午後、臨済宗天龍寺派大本山霊亀山天龍資聖禅寺(京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68)を訪れました。本寺は、後醍醐天皇の菩提を弔うために、暦応2年(1339)、足利尊氏を開基、夢窓疎石を開山として、創建され、康永4年(1345)、落慶しました。まず、副住職の御案内で法堂に入り、住職のお話を伺い、その後に加山又造作「八方睨みの龍」の天井画の説明を受けました。次いで、方丈の方へと移動しました。

 写真1は、方丈奥に位置する後醍醐天皇の尊像を祀る祠堂の後醍醐天皇聖廟多宝殿です。

 写真2は、方丈裏(西側)の曹源池庭園で、この右側の部分です。夢窓疎石の作庭と伝えられています。

 写真3は、曹源池庭園左側部分です。借景に嵐山をえています。

 写真4は、曹源池庭園中央奥の龍門の滝です。

 写真5は、方丈に入り撮った曹源池庭園です。

 写真6は、大方丈からの曹源池庭園です。

 写真7は、同じく龍門の滝です。

 写真8は、小方丈からの曹源池庭園全景と大方丈です。

 写真9は、大方丈中央に掲げられた扁額「方丈」で、関牧翁老師(天龍寺第8代管長)筆です。

 写真10は、方丈庭園(東側)と奥に中門です。

 写真11は、大方丈内を写し込んだ方丈庭園です。

 写真12は、大方丈玄関前の石庭です。

 最後の写真13は、総門です。

(2023.02.10)

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About kanazawa45

中国に長年にわたり在住中で、現在、2001年秋より、四川省成都市の西南交通大学外国語学院日語系で、教鞭を執っています。 専門は日本中世史(鎌倉)で、歴史関係と中国関係(成都を中心に)のことを主としていきます。
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