青森・北海道の縄文遺跡(2)亀ヶ岡遺跡―歴史雑感(68)―

 2021年11月7日(日)、つがる市森田歴史民俗資料館から次の見学地、縄文晩期の集落遺跡である亀ヶ岡遺跡(青森県つがる市木造亀ケ岡)に14時55分に到着しました。写真1は、本遺跡出土品を代表する遮光器土偶(重要文化財 東京国立博物館所蔵)の出土地です。ただし、考古学的調査により発見されたのではなく、地元民の発見のため、正確な出土地は不明で、この低湿地内ということです。17世紀前期の築城により遺物が発見され、以後地元民等が遺物を発掘し、好事家に知られるようになりました。1889年(明治22年)に初めて学術調査が行われて現在に至っています。この一帯の低湿地から土器・石器等の多数の遺物が出土しました。

 写真2は、遺跡入口に立てられている、遮光器土偶モニュメントです。

 近くのつがる市木造亀ヶ岡考古資料室(青森県つがる市木造若緑52)に移動し、亀ヶ岡遺跡出土品の見学です。写真3は、土器・石器類の展示です。土偶・石棒・石斧・石鏃・壺型土器等です。

 写真4は、縄文晩期の注口土器です。青森県立郷土館風韻コレクション(八戸市是川遺跡出土等)です。

 写真5は、赤漆塗り壺型土器です。1982年の発掘品です。

 写真6は、土偶と皿形土器です。

 写真7は、頭のない遮光土器です。亀ヶ岡遺跡の北側の低湿地、近江野沢から出土した縄文晩期前半のものです。ベンガラと考えられる塗料で赤く、中は中空です。

 写真8は、縄文後期の土偶頭部です。

 写真9は、縄文晩期の赤漆塗り皿形籃胎漆器です。

 写真10は、赤漆塗り骨製垂飾品です。

 写真11は、竪穴住居内の縄文人の生活ジオラマです。

 写真12は、円筒下層式土器(左2基)、円筒上層式土器(中央2基)、大木10式併行土器(右)です。

 写真13は、縄文早期の貝殻文土器です。青森県埋蔵文化財調査センター所蔵です。

 写真14は、同センター所蔵の縄文中期の榎林土器です。

 写真15は、同センター所蔵の縄文後期の十腰内式土器です。

 写真16は、亀ヶ岡展示遺跡コーナーとして、石器・漆器・土器等が展示されています。

 写真17は、石神遺跡出土の縄文中期の円筒上層b式土器です。

 写真18は、同センター所蔵の土偶(三戸町泉山遺跡出土)です。

 最後の写真19は、川村彫刻所制作の重要文化財遮光土偶像です。

 以上で、本日の見学は17時に終え、18時40分にアートホテル青森に入りました。

(2021.11.15)

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About kanazawa45

中国に長年にわたり在住中で、現在、2001年秋より、四川省成都市の西南交通大学外国語学院日語系で、教鞭を執っています。 専門は日本中世史(鎌倉)で、歴史関係と中国関係(成都を中心に)のことを主としていきます。
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