中尊寺―歴史雑感〔58〕―

 2020年6月26日(金)午前、伝源義経妻子墓に次いで、天台宗東北総本山の関山中尊寺(岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202)を参拝しました。慈覚大師円仁の創建と伝える本寺は奥州藤原氏初代清衡が平泉の関山に多宝寺・二階太堂・金色堂等を造営し、現在に至ります。ただ、現存するのは国宝金色堂のみです。

 写真1は、中尊寺入口です。月見坂の参道を上ります。

 写真2は、八幡堂です。源頼義が安倍氏追討をここ月見坂で祈願したといわれています。

 写真3は、辨慶堂です。

 写真4は、本堂です。

 写真5は、金色堂です。コンクリート製の覆堂で覆われています。

 写真6は、重要文化財の白山神社能楽殿です。白山宮(神社)は清衡が本寺の北の鎮守として造営したものです。能楽殿は嘉永6年(1853)に伊達藩主慶邦が再建寄進したものです。

 写真7は、同じく白山神社能楽殿です。

 最後の写真8は、白山神社能楽殿の舞台を撮ったものです。

(2020.07.16)

不明 のアバター

About kanazawa45

中国に長年にわたり在住中で、現在、2001年秋より、四川省成都市の西南交通大学外国語学院日語系で、教鞭を執っています。 専門は日本中世史(鎌倉)で、歴史関係と中国関係(成都を中心に)のことを主としていきます。
カテゴリー: 日本古代・中世史 パーマリンク

コメントを残す