周公廟―中国雑感〔47〕―

 2019年4月8日(月)午後、周公廟(陕西省宝鶏市岐山県周五路)を参観しました。周公廟は宝鶏市岐山県城西北約7.5kmの鳳凰山南麓に位置しています。周公廟は周人発祥地である周原の一角を占めています。入場時間は9時半~19時(2~10月)・9時半~17時半(11~1月)です。入場料は70元です。岐山県城からは岐山汽車站(岐山客運汽車站北)から岐山202路に乗車して、終点の周公廟站(2停留所)下車です。30分弱です。

 写真1は、周公廟正面です。

 写真2は、周公廟山門に対面している2本の老唐柏の右側の樹です。樹齢約1300年の古木です。

 写真3は、周公正殿の前殿である献殿内での発掘展示の周公東征鼎です。他に新邑戈等が展示されています。献殿の前には周公立像があります。

 写真4は、中央の周公正殿(主殿)です。

 写真5は、正殿内の周公塑像です。周公(姫旦)は、周文王姬昌第4子・周武王姫発の弟です。周公は周武王の殷紂王東征を補佐し、武王死後、後継の成王が幼少のため、摂政として周国安定に尽くしました。

 写真6は、左の召公殿です。召公(姫奭)は文王・武王・成王・康王の4代に仕えた周国初代の功臣です。召の地(陝西省宝鶏市岐山県の南西)を食邑としたことから召公と呼ばれました。

 写真7は、右の太公殿です。

 写真8は、太公塑像です。太公(太公望)は姓を姜、氏を呂、諱を望として、一般に名前呂望と称されました。斉国の祖とされ、後世には軍師として奉られています。

 写真9は、三殿奥の碑亭です。姜嫄殿の前です。

 最後の写真10は、三殿左(東)の庭園の池の風景です。

 なお、フォト・アルバム「陝西・周公廟」はhttps://1drv.ms/f/s!AruGzfkJTqxng4Akv57qCBraoHNppwです。

(2019.05.10)

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About kanazawa45

中国に長年にわたり在住中で、現在、2001年秋より、四川省成都市の西南交通大学外国語学院日語系で、教鞭を執っています。 専門は日本中世史(鎌倉)で、歴史関係と中国関係(成都を中心に)のことを主としていきます。
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