さきたま風土記の丘・下―歴史雑感〔50〕―

 7日(土)午後はさきたま古墳公園見学です。本公園は埼玉古墳群を保存整備したものです。まず、埼玉県立さいたま史跡の博物館(埼玉県行田市大字埼玉4834 入館料200円・開館時間9~16時30分・休館日月曜日等)見学です。

 写真1は、稲毛山古墳出土太刀です。国宝金錯銘鉄剣は撮影不可のため載せられませんが。

 写真2は、動物埴輪です。この他、各古墳から出土した武具・馬具・各種埴輪・土器・鏡等が展示されています。

 次いで、古墳巡りです。写真3は、瓦塚古墳です。長方形の二重環濠を持つ、墳丘全長73mの前方後円墳で、6世紀前半の築造と推定されています。

 写真4は、愛宕山古墳です。長方形の二重環濠を持つ、本古墳群で最小の墳丘全長53mの前方後円墳で、6世紀前半の築造と推定されています。

 写真5は、丸墓山古墳です。直径105mの日本最大の円墳です。髙18.9mで古墳群中最高で、6世紀前半の築造と推定されています。

 写真6は、丸墓山古墳からの、左が稲毛山古墳、右が将軍山古墳です。両古墳とも墳丘が復原されています。

 写真7は、後円部から見た稲毛山古墳です。長方形の二重環濠を持つ、墳丘全長109mの前方後円墳で、5世紀後半の築造と推定されています。

 本古墳の後円部の埋葬施設の一つ、礫槨から国宝金錯銘鉄剣等の副葬品が出土されました。写真8は、礫槨を表示したものです。

 写真9は、将軍山古墳です。長方形の二重環濠を持つ、墳丘全長90mの前方後円墳で、6世紀後半の築造と推定されています。本古墳の横穴式石室は復原されて、将軍山古墳展示館として見学できます。また写真に見るように、土取で破壊された墳丘も復原されて、往時のように円筒埴輪も並べています。以上で古墳群の写真は終りですが、本古墳の南には武蔵国最大の墳丘全長138mの前方後円墳の双子山古墳があります。

 最後の訪問地は前玉神社(埼玉県行田市埼玉宮前5450)です。社殿は直径約50m・髙8.7mの円墳である浅間塚古墳上にあります。本古墳は周壕を持ち、埼玉古墳群では最終期の7世紀前半の修造と推定されています。最後の写真10は、上る参道から社殿を見たものです。

 なお、フォトアルバム「さきたま風土記の丘」はhttps://1drv.ms/u/s!AruGzfkJTqxng5o8sjiMR80M1YhAYA?e=PKa1VLです。

(2019.09.16)

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About kanazawa45

中国に長年にわたり在住中で、現在、2001年秋より、四川省成都市の西南交通大学外国語学院日語系で、教鞭を執っています。 専門は日本中世史(鎌倉)で、歴史関係と中国関係(成都を中心に)のことを主としていきます。
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