銭塘江大逆流と西湖月見―中国雑感〔39〕―

一、西湖

二、銭塘江大逆流と西湖月見

三、黄山(1)

四、黄山(2)と屯渓老街

五、朱家角古鎮

六、外灘と黄浦江ナイトクルーズ

 24日(月)は仲秋節、すなわち旧暦の8月15日です。月の潮力は満月に大となり、特に8月が最大となります。そこで、この日が銭塘江大逆流観賞の日となったのです。朝に杭州市内を出発して約1時間で塩官・観潮勝地公園(浙江省嘉興市海寧市塩官鎮古邑路1号)に9時過ぎには到着して、観覧席に向かいました。逆流は11時50分頃と予報されていたので待ちます。

 11時30分過ぎ逆流が下流に遠望できました。写真1は、観覧席からのものです(11時32分)。上流に円弧を描いて遡ってきます。

 まだ遠いですが、近づいてきたのが写真2です(11時38分)。望遠気味で撮りました。

 写真3は、逆流と報道用ヘリコプターとを撮ったものです(11時40分)。夜のニュースで流されていました。

 逆流が眼前へと迫ってきたのが写真4です(11時43分)。

 逆流の円弧部先端が眼前を越えたのが写真5です(11時43分)。ご覧のように、今年は低めの波で、迫力ある壮観なものではなかったです。

 写真6は、通り過ぎた逆流です(11時45分)。以上で逆流は終わりです。

 塩官で昼食後、市内へと戻り、途上で龍井村の中国茶葉博物館見学・買物をし、西湖に戻り、楼外楼で夕食となりました。

 19時過ぎ西湖上での月見のため、杭州香格里拉飯店碼頭から遊覧船に乗りました。仲秋節とあって小月餅が出されました。写真7は、左上に満月、右中央に雷峰塔を撮ったものです。

 最後の写真8は、中央に阮公墩(人口島)、左右に市街と雷峰塔、右上に満月を写し込んだものです。小瀛州を回り20時過ぎに戻り湖上の月見は終わりました。

 なお、フォトアルバム「杭州・西湖&銭塘江大逆流」はhttps://1drv.ms/f/s!AruGzfkJTqxnguh5-wzxplhO_8ZMcAです。

(2018.10.06)

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About kanazawa45

中国に長年にわたり在住中で、現在、2001年秋より、四川省成都市の西南交通大学外国語学院日語系で、教鞭を執っています。 専門は日本中世史(鎌倉)で、歴史関係と中国関係(成都を中心に)のことを主としていきます。
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