清高宗乾隆皇帝特別展(成都博物館)―中国雑感〔21〕―

 2016年10月20日(木)午前、本年6月にオープンした成都博物館に参観に行きました。ちょうど「清高宗乾隆皇帝特展」(2016年9月15日~11月15日)を1階で行なっていたので、まずこれの代表的な展示品(故宮博物館蔵)をお見せします。

 写真1は、「乾隆帝朝服像」軸です。隣には「考儀純皇后朝服像」軸も展示しています。

 写真2は、金珠承円杯です。

 写真3は、碧玉龍紐「古稀天子之宝」(左)と碧玉龍紐「八徴耄念之宝」(右)です。康熙帝の古稀と八十の誕生を祝ったものです。

 写真4は、乾隆帝「新春万寿山二首」詩頁(乾隆37年・1772年作)です。乾隆帝の自筆です。乾隆帝「読論語」頁以下の自筆も展示されています。

 写真5は、銅鍍金測炮象限儀です。大砲用の発射角測定器具です。このコーナーには百中槍等の武具が展示されています。

 写真6は、青玉填金百寿字蓋碗です。このコーナーには祭紅彩瓶等の瓷器や白套玻璃玉壺春瓶等のガラス器も展示されています。

 写真7は、粉彩螃蟹百果盤です。

 最後の写真8は、白玉碧玉圍棋子です。

 以上の他、皇帝朝服、鐘(置時計)等も展示されています。なお、フォトアルバム「清高宗乾隆皇帝特別展(成都博物館)」はhttps://1drv.ms/f/s!AruGzfkJTqxngscpvs22v6b0J4fQLQです。

(2016.11.02)

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About kanazawa45

中国に長年にわたり在住中で、現在、2001年秋より、四川省成都市の西南交通大学外国語学院日語系で、教鞭を執っています。 専門は日本中世史(鎌倉)で、歴史関係と中国関係(成都を中心に)のことを主としていきます。
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