旧北綱島村の旧家で、代々名主を勤めていた飯田家です。この飯田家住宅(横浜市港北区綱島台17番地5号 郵政綱島局隣)は横浜市指定文化財です。江戸時代後期建築と推定される表門、1889(明治22)年建築の主屋が保存されています。
写真1は、西面している表門です。長屋門で、桁行18.4m・梁間4.3mの茅葺寄棟造です。中央が通路で、向かって左側に出格子窓が付き、門番部屋・納屋となっており、右側が穀蔵となっています。

写真2は、主屋です。桁行20.0m・梁間8.1mの茅葺寄棟造です。六間取りで、間仕切りの柱間に差鴨居を入れ中二階としています。

写真3は、表門と主屋とを撮ったものです。

(2015.06.10)