盧溝橋―中国雑感〔11〕―

周口店遺址に続いて、2011年10月3日午後、盧溝橋に行きました。盧溝橋は、北京市中心から西南約15kmの永定河に架かり、1189(金・大定29)年に建設された石造の古橋で、何回かの修理を経ていますが、建設当時から変わらず現在に至っています。全長265.5m、幅7.5m、10本の橋脚と11のアーチ構造です。橋の東は宛平城です。1937年7月7日夜半に発生した、日中戦争の勃発ともなる盧溝橋事件の現場でもあり、歴史的な古橋としても、現代史の証人としても、見逃せないところです。入場料は20元、開放時間は7時~19時(4月1日~10月31日)・8時~17時(11月1日~3月31日)です。北京市街からの交通は、六里橋東站発の339路、北京南站(北広場)発の458路、北京西站発の661路など各市内バスで盧溝新橋站下車、北に約700mで、橋東側です。また、周口店遺址への交通は、盧溝新橋站から952路で大董村站(黄辛庄站以降なら可)下車、房38路に乗り継ぎ、猿人遺址站下車です。

写真1は、宛平(県)城西門です。門は二重門です。城内に入り進むと「中国人民抗日戦争紀念館」(開館時間9時~16時30分・月曜休館)です。宛平城は四囲を城壁で囲まれ、保存保護されており東門から北京市中心へと通じます。

写真2は、御題漢白玉碑(盧溝暁月碑)で、高4.52m・幅1.27mです。燕京八景の一つ「盧溝暁月」を示すもので、清乾隆帝の筆になるものです。

写真3は、南側欄干上の獅子群です。欄干には約500体に及ぶ獅子像があり、どれ一つ同じものはありません。

写真4は、北側欄干の獅子像です。

写真5は、1987年、旧前のコンクリート・アスファルト面を剥がし、古橋に修復したことを示すもので、この路面が古橋の原貌を表すもので、ご覧のように、長い年月で不均衡に摩耗した様が分かります。

最後の写真6は、北側欄干の獅子像群の奥に宛平城西門を写し込んだものです。

フォトアルバム「北京・周口店と盧溝橋」は、https://1drv.ms/u/s!AruGzfkJTqxngqBT-boPc41UFRr3lQです。

(2011.10.10)

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About kanazawa45

中国に長年にわたり在住中で、現在、2001年秋より、四川省成都市の西南交通大学外国語学院日語系で、教鞭を執っています。 専門は日本中世史(鎌倉)で、歴史関係と中国関係(成都を中心に)のことを主としていきます。
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