西南大学周辺には四つほどの自由市場(農貿市場)があります。ここで、よく利用している交桂巷農貿市場の様子を写真でお見せします(2012年6月9日土曜休日の午前)。本市場は北門から5分ほどの所にあり、交桂二巷の道の両側に店が並んでいます。回りはマンション団地で、近くにウォルマートがあります。
写真1は、南側の市場入口付近からです。

写真2は、蔬菜(野菜)店です。この一角には何軒かの蔬菜店が並んでいます。

写真3は、豆腐店で、豆腐とその加工食品、モヤシなどを扱っています。普通の豆腐は日本の木綿豆腐より固いです(下段中央のは柔らかめのものです)。塊を切り分けます。右下の緑はカイワレです。

写真4は、左から肉店(豚肉)・鶏肉店・魚店です。魚は生け簀に入れて販売しています。もちろん四川産の川魚です。肉店(鶏肉店)には現在では冷蔵設備があり、冷蔵ケース入りで販売する店もあります。鶏肉店では季節により兎や野鳥を扱います。

写真5は、牛肉店です。黄牛肉という種類です。

写真6は、市場の中頃から北へ撮ったものです。唐辛子などの香辛料、雑貨を扱う店などもあります。後方に見える床上用具とは寝具類を扱う店です。

写真7は、卵・穀類・調味料店です。卵店はこの3種を扱うのが普通です。米などの穀類はこの店の場合奥にあります。

写真8は、麺類店で、生麵・乾燥麵の他、餃子・抄手(ワンタン)などの皮も扱います。

写真9は、烤鴨店で、鴨の丸焼きなどの炉焼き食品や、冒菜という副食品(おつまみ)を扱っています。手前に見えるのが冒菜です。

最後の写真10は、市場北口にある水果(果物)店です。右側の紫色はサクランボで今が盛りです。また,女性の左足もとに見えるのが桃です。いずれも成都近郊で収穫されるものです。特に四川省は桃の名産地で、空港の果物屋には土産用の箱入りが並べられます。奥の西瓜やバナナは南方地方のものです。福建省産の茘枝も出はじめした。

(2012.06.09)