中国では90年代半ば頃から、クリスマスを商機として、商業施設・ホテル・レストランなどでクリスマス飾りをするのが普及し、現在ではこれが当たり前になりました。しかし、日本と異なり、クリスマス以後も飾りは外されることなく、新年・春節(旧正月)と続く商戦期として、正月飾りと並んで置かれています。クリスマス飾りの一端として、大型商業施設「万達広場」(二環路東五段)のクリスマス飾りを見せます。
写真1が、これです。これは百事(ペプシコーラ)の7喜(7Up)ペットボトル製のクリスマスツリーです。高さ約28m、12万個のペットボトルを使用しているそうです。後方のビルが万達広場の主部で、ここにイトーヨーカドー錦華店が入っています。ツリー右下に鳩のマークが見えるでしょう。この12月で開店3周年です。ヨーカドー入口にも大きなサンタ人形が鎮座していました。
写真2は、このツリーは完成途中で、その作業風景です。ペットボトルで組み立てられていることがお分かりでしょう。飾り付けはこれからです。
なお、このペットボトルによるツリーは2005年に重慶市人民大礼堂前が初めてで、その後、同市で飾られました。今回は成都市での初お目見えで、より高くなっています。
(2010.12.12)

