2009年9月4日(金)、大正大学名誉教授倉島尚節先生以下、総勢9名の先生方を迎え、14時から18時過ぎまで、西南交通大学外国語学院会議室で、「日本語研究学術交流団」講演会を行いました。9名の先生方がそれぞれ20分程度の日本語の各分野の講演を行い、最後に30分程度の質疑討論を行いました、本学の教員・大学院生・4年生を始め、市内の一部の大学の教員・大学院生も参席し、会場は満席の盛況でした。
各先生方の講演題目は講演順に次の通りです。
倉島尚節(大正大学名誉教授) 漢字の音読みと訓読み
山本真吾(白百合女子大学教授) 古文献の表記―漢字・平仮名・片仮名―
木村義之(慶応大学准教授) 敬語接頭辞「お」と「ご」の諸問題
中山緑朗(作新学院大学教授) 和製英語について
陳力衛(成城大学教授) 日中同形語の問題点
沖森卓也(立教大学教授) 助詞の諸問題
山田進(聖心女子大学教授) 「する」と「やる」
梁継国(茨城大学教授) 「你」≠「あなた」?
木村一(東洋大学専任講師) 鼻濁音について
写真1は、最初の講演、倉島先生の講演風景です。
写真2は、質疑討論の場で、本学大学院生による最初の質問風景です。
写真3は、講演会終了後になされた、記念撮影です。日本語学科主任劉旭宝教授の左右に日本の先生方が並んでいます。
なお、今回の講演会は私の初中国でお世話になった陳先生のグループの先生方で、前々から九寨溝・黄龍行を兼ねてお誘いをしていたところ、ようやく実現できたものです。
(2009.09.06)


