卒論指導が全員(6名)稿了となり、時間に余裕ができたので、5月9日にオープンした四川博物院に5日(金)行ってきました。
四川博物院は、2002年に閉鎖された四川省博物館(人民南路四段)が移転し、新築されて、面目を一新してオープンしたものです。本院は1941年に創立され、新中国で四川省博物館となり、今回の新オープンで創立時の名称に戻りました。住所は浣花南路251号で、浣花溪公園の東側に当たり、正面入口(北)は青華路です。公園の西が杜甫草堂です。開館時間は9時~17時で、月曜日が休館日です。入館料は身分証明書(旅券)を提示することで無料となっています。最寄りのバス停留所は送仙橋站で、19路(金沙公文站~和平小区站)・35路(三聖寺站~郭家橋北街站)・47路(金沙公文站~成仁公文站 塩市口站経由)・82路(茶店子公文站~成仁公文站 武侯祠経由)・88路(林湾公文站~百花中心站)・301路(杜甫草堂站~十陵站 武侯祠・新南門経由)・901路(成都旅游集散中心站~金沙遺址站 観光路線)などが停まります。
館収蔵品26万点から選ばれた千点ほどが展示されています。建物入口の階段を上ると、ここは2階です。展示室は3階・2階・1階です。3階は5室、「四川民族文物館」(彝族・羗族・チベット族・苗族・土族)「工芸美術館」(玉器・金銀器・漆器。蜀錦など)「百年四川館」(近現代の四川省)「万仏寺石刻館」(成都市万仏寺遺跡発掘石仏など)「蔵伝仏教(チベット仏教)文物館」(金銅仏・絵画・典籍など)、2階は4室、「張大千芸術館」()「書画館」(唐代から現代にいたる絵画)「陶瓷館」(新石器から清代の陶磁器)「青銅館」(周・戦国期の四川省内遺跡遺物)、1階は2室(ほかに特別展示室が2室)、「四川漢代陶石芸術館(一)」「四川漢代陶石芸術館(二)」(四川省内遺跡遺物)となっています。
2日(火)以来、MSN spacesへはアクセス不能でしたが、本日ようやくアクセス可能になりました。それで、ここでは簡単な紹介にして、写真は北側正面から博物院建物全景を撮ったもののみにとどめておきます。
(2009.06.08)

成都の博物館系はみんな立派に作られていますね。
ra shika餐、こんばんは。金沙遺跡博物館と同じく、最新の設備で、バリアフリー化もされています。本院は1941年に創立され、後に省博物館となり、この新オープンで創立時の名称に戻ったことになります。
なるほど。今までの時代は博物館離れだったけれど、これらの最新の博物館によって、観光客だけじゃなく、地元の人々にも町の歴史や、文化をよく知ってもらうことができますね。成都のような歴史のある都市にとって、経済発展だけじゃなくて、歴史文化財のアピールも重要なことですね。