本日(30日木曜日)午後、買い物がてら春熙路に出かけました。まずイトーヨーカドーと伊勢丹で商品を確認した後、総府路の外文書店に回りました。その後、17時過ぎに食事をしようと伊勢丹に再び寄ろうとしました。しかし、入口が閉まって中が暗いので、見ると、ガラス扉に停電のため営業を停止との張り紙があり、店員がドアの内側に立っていました。そこで、少し様子を見て、隣のヨーカドーに行くと、こちらは営業していました。が、よく見ると照明が一部しか点いておらず、やはりいつもと様子が違っていました。そこで、春熙路の様子を見に歩いてみると、伊勢丹とヨーカドーの入っているビルと、中山広場東側の、ヨーカドーに対面したビルだけが停電であることが分かりました。このビルの1階の店は停電のまま照明無しで営業していました(上の階は確かめませんから分かりませんが)。あらためて、ヨーカドーに入ると、照明こそ普段より暗くなっていましたが、エスカレーターなどは動いていて、それで、地下の食品スーパーで買い物が出来ました。もちろんレジは正常に動いていました。ただし、肉類など一部の食品ケースには電気が入っていませんでしたが。
この停電理由は分かりませんが、どうやらこの停電は以上の三つのビルのみという局所的で、しかも突然のもののようと察せられます。しかし、同じ停電なのに、ヨーカドーと伊勢丹の対応の差はどこから生じたのでしょうか。ビル自体の機能の違いでしょうか。いずれも邱永漢グループのビルですから、機能に差がないと思えるのですが。そうすると、ヨーカドーと伊勢丹自体のアクシデント(停電など)への対応への日頃からの対策準備の差ということがいえます。危機管理の差といえましょう。両者とも中国へ進出してからかなりの年数が経っているのですが。
(2008.04.30)